重ね菊をモチーフにした簪(かんざし)です。
菊の花は十六枚合わせて一つの円を作るので一枚一枚角度を整え、16枚を合わせたときに真円になるように調節しています、一枚でも角度が狂うと見た目にも綺麗にならず、正確に作ることを心掛けたかんざしになります。菊の花一枚は3つのパーツからなり、菊の飾り部分だけでも約150個近くのパーツで出来ております。
菊の中央の花弁部分は純金製(24K)で、花弁の丸模様を一つ一つ重ならないように彫金にて打ち込んで花弁を仕上げています。
また、銀特有の柔らかな色合いと純金の濃い色合いが作品全体を優しい雰囲気に仕上げており、髪に合わせて挿していただくと、より一層美しく際立ちます。