Q & A ― 気になる答え ―

このページはホームページ上の、気になる単語や、専門用語をわかりやすく、解説しています。

◆鍛金仕上げ◆ロジウムメッキについて◆SILVER(シルバー)の種類◆銀の変色原因◆いぶし銀とは?


◆鍛金仕上げについて◆

鍛金仕上げって何?

鍛金仕上げとは、簡単に言うと金鎚で鍛えて作ることです。

銀の板から作ればいいのに?っと思われる方がいますが、ご説明いたします。

 ◆例えば、下記の画像はかんざしの作り方の工程です。

純銀を溶かして、銀塊から金鎚で叩いて火をあて、真っ赤に燃やして、金鎚で鍛えを繰り返しながら徐々にかんざしの形に形成します、その時、銀の内面は練りながら鍛えて形作るので、ギュッと締まった鍛え上げた銀に変化します。

これは市販の銀の板よりはるかに強靭な銀になっています。見た目にはわからないことなんですが・・・・市販の銀板は機械で作って、最後にローラーで板に加工します、その時見た目にはわからない歪みがあり、最終的に商品として数年たつとその歪みに力が加わると曲がってしまう場合があります、鍛金で鍛え上げたものは、ちょっとやそっとの力ではすぐに曲がらないので、数年でも何十年でも形を保ったまま維持できるといわれています。

現在は、かんざしなどを、このように銀塊から作る職人は、時間と手間がすごくかかるので数少なくなっています。

 



◆ロジウムメッキについて◆

ロジウムは白金族金属の中でメッキに多く用いられている金属です。ロジウムは優れた光沢、硬度、耐食性が得られるので宝飾品のメッキとして使われます。このロジウムメッキは、ホワイトゴールドやプラチナの装飾品にほぼ施しており、シルバーに施した場合、見た目で見極めることはほとんどできない状態になります。ロジウムメッキ加工が「プラチナ仕上げ」とも呼ばれるのはこのためです。

【シルバーの場合】

シルバーは非常に変色しやすく、お手入れが面倒です。このロジウムメッキ加工を施すと、変色止め(さび止め)の効果が得られます。
メッキを綺麗にお使いいただくと、数年は綺麗なままでご利用いただけます。



◆SILVER(シルバー)の種類◆

シルバーはおおまかに3種類ぐらいに分けられます。SILVER925、SILVER950、SILVER1000(純銀)、このSILVERの後の数字は、銀の含有量です。925は92.5%の銀で、あと7.5%は銅。950は95%が銀で、5%が銅です。企業によって多少違うようですが。925はよくお聞きすると思いますが、基本的に量産用の銀で、量産用の型に銀が流れやすい配合になってます。950は手作りによく使われます。1000は伝統工芸によく使用されます。



◆銀の変色原因◆

上記のSILVERの純度が大きく関わります。簡単に言うと銅の配合が高ければ、すぐに変色し、逆に銀の純度が高ければすぐには変色しません。しかし、銀は変色をしてしまう運命ですが、その変色のスピードが純度と大きく関わっているのです。



◆いぶし銀とは?◆

みなさんよく聞く「いぶし銀」って?ちまたでよく見かけるいぶし銀仕上げとは、薬品で強制的に変色させた色なんです。

ただ、江戸時代の頃の本物のいぶし銀とは、純銀を長い期間変色させたもので、深い青が黒色になっていくような色をしていて、その色合いがとても価値のあるものとされていました。

現在では、上記の量産用の銅の入った銀を強制的に変色させているので、銅が関係し、ただの黒ずんだ色になっています。

いぶし銀とは、純銀の色が長い期間経過しないと変色しなかったので、いぶし銀になるころはとても時間をかけていました。、そして、それはとても価値のあるものと考えられてました。